クワガタムシ科(Lucanidae)についての調査記録など

目的はverificationismに基づく原典検証・情報整理・批評説明。なお非営利・完全匿名を前提としています。

【雑考】美的感覚?

 美的感覚については私は専門でも無くて完全素人。でも素人なりに考えてみたりしても詰まらなくはない。生物や自然のみならず人類史での歴史的"創作物"なんかは気軽に楽しめる事が多い印象がある。「こういうのが一般感覚に近いのかな?」というのを考えるキッカケになったりヒントがある。

 漫画作品で「ギャラリーフェイク」というのがあって、読んでみればなかなか腑に落ちる考え方が様々描写されていたので紹介したい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF

 虫を観察する時でも「これは綺麗、これは格好良い、これは汚い、気持ち悪い」等と無意識に審美してしまう人間の思考意識も様々あって面白い。勿論纏わる逸話によっても万別の印象がある。

https://twitter.com/himeshoco/status/1051858595879432192?s=21&t=0WefybeL52_ydMMaL4mGRg

 他方、私は「科学から見れば芸術は科学、芸術から見れば科学は芸術」と考えている。半端なやり方では深淵に触れられないとしみじみ想う。

https://twitter.com/ukun43380665/status/1536541723291430912?s=21&t=biU4wooilf4e2aPqVqknOw

 時代毎に人類が欲するような都合の良い神様が、これまでの人類史上顕れた事はなかった訳だが、其れもヒトツある意味では"自然界の美"というものなのかもしれない。

https://nakamorikzs.net/entry/20120518/1337352427

f:id:iVene:20220706083518j:image

(漫画「ギャラリーフェイク」より。現実には今の所ここまで大きな"中生代のタテハ蝶入り琥珀"の知見は無いので贋作かフィクションならではの描写かも?ドミニカンアンバーならまぁまぁのがあるけど時代がかなり離れる。ミャンマー琥珀やバルト琥珀に入る蝶は非常に小さくて数mmしか無い)

 他人の言っている事が信用ならなくて根源検証をするなんていうのも、ある意味で退廃アート的と言えるのかな。